RAID0 RAID1
RAIDとは複数のハードディスクを組み合わせ1つの仮想的なハードディスクとして扱う技術です。 そしてRAIDを行う目的ははI/Oの高速化やデータの安全性を高める事です。 複数のハードディスクをどのように利用するかでRAIDのレベル分けが行われ、どのレベルを用いるかはハードディスクの信頼性・速度・コストがポイントになってきます。 今回は上記のポイントに注目してどのRAIDにも通じるRAID0とRAID1をみてみることにしましょう。 RAID0 ストライピングと呼ばれ複数のディスクに並列してI/Oを行います。 I/Oに関して: ハードディスクを2台用意すれば、I/Oは ...
RAIDとは複数のハードディスクを組み合わせ1つの仮想的なハードディスクとして扱う技術です。
そしてRAIDを行う目的ははI/Oの高速化やデータの安全性を高める事です。
複数のハードディスクをどのように利用するかでRAIDのレベル分けが行われ、どのレベルを用いるかはハードディスクの信頼性・速度・コストがポイントになってきます。
今回は上記のポイントに注目してどのRAIDにも通じるRAID0とRAID1をみてみることにしましょう。
- RAID0
ストライピングと呼ばれ複数のディスクに並列してI/Oを行います。
I/Oに関して: ハードディスクを2台用意すれば、I/Oは1台の時と比べて出入り口が2つあるので2倍の速さ。
信頼性に関して: ディスクに障害が発生した時にはデータが失われるので信頼性は皆無。
コストに関して: ディスクの利用効率は100パーセントなので低コスト
- RAID 1
ミラーリングと呼ばれています。ハードディスクを2台用意した時、同じデータを両方のディスクに書き込みます。
I/Oに関して: 理論上データの読み出しに対しては2倍の速度で行える。
信頼性に関して: 片方のディスクが壊れてもデータは失われないので高信頼。
コストに関して: ディスクの利用効率が本来の1/2になるので高コスト。